2015122611_artecurry

 Jリーグ入りを目指すサッカーチーム、アルテリーヴォ和歌山は12月20日、今年も1年間応援してくれた人たちへの感謝の気持ちを込め、「ジャイアントキリング カレーパーティー」をぶらくり丁で開いた。

 アルテリーヴォは4~9月の関西リーグ1部で優勝し、さらに10月の全国社会人選手権でも頂点に立った。今回のファン感謝イベントは雑誌モーニングで連載中の人気サッカー漫画「ジャイアントキリング」とコラボ。作品に選手がカレーを作り、地域の人たちにふるまって交流するシーンがあるのをヒントに初めて企画した。

 地元商店街に活気を呼ぶ機会にもなればと、会場にぶらくり丁を選んだ。選手と応援企業の社員らが前日から準備したカレーを300円で販売。サポーターら約300人が舌鼓を打った。このほか、選手による隠し芸やボールをけってピンを倒すサッカーボウリング、チームグッズが当たる抽選会も行われ、年末の一日、選手とファンはさらに絆を強めた。

 副主将の角南裕太選手は「レプリカユニフォームやチームのTシャツを着た人もたくさん来てくださいました。『来年も頑張ろう』という気持ちがわいてきました」と笑顔を見せていた。

写真=笑顔でカレーを手渡す選手たち

(ニュース和歌山2015年12月26日号掲載)