《回答者》
♦眼科
𠮷村眼科
𠮷村 利規院長
11月14日は「世界糖尿病デー」です。啓発事業として、建物をシンボルカラーの青色にライトアップするイベントが世界中で行われます。和歌山でもこの日、和歌山城が青に染まります。17時点灯、19時から和歌山城ホール屋上で見学会が開かれます。ブルーに染まる和歌山城をぜひご覧ください。
また、11月16日㊐12時半から、和歌山市七番丁の県立医科大学薬学部で「糖尿病県民公開講座」が開催されます。どなたでも無料で参加いただけます。
このような啓発活動のおかげで、健診で糖尿病の疑いと言われたことをきっかけに、内科を受診するケースが増えています。最近では、糖尿病初期から眼科へ紹介される方もが多くなりました。また逆に、視力等に影響が出て眼科を受診したところ網膜症が見つかり、内科で治療を始める人もいらっしゃいます。それまで治療に無関心だったけれども、網膜症が見つかったことで心を入れ替え、真面目に治療に取り組み始める人もいます。
内科で血糖コントロールの状態を記録した「糖尿病眼手帳」をもらって眼科を受診する人も目立つようになってきました。定期的に行われている血液検査の結果を持って眼科を受診してください。
(ニュース和歌山/2025年10月18日更新)


























