《回答者》
◆整形外科
和歌山健診クリニック・キタデ
再生医療外来担当医
北出病院整形外科医長
阪田 武志 先生
PRP療法は、患者さま自身の血液を活用して症状改善を目指す注目の再生医療のひとつです。
血液中の血小板は止血の際に主役になる細胞です。他に血小板は自身が持つ豊富な「成長因子」を放出し、ケガで痛んだ組織修復の時にも大変重要な役割を果たしています。
PRP療法は、この血小板の持つ能力を特殊な装置で高濃度に濃縮し、本来備わっている自然治癒力を患部でダイレクトに発揮させる治療法です。
流れは、まず患者さまから血液を採取します。専用の遠心分離器で血液成分を分離して血小板を濃縮したPRPを作成し、膝関節内含めて患部に注射します。
自身の成分のみを使用するため、アレルギーや拒絶反応といった副作用のリスクが極めて低いのが特徴です。
元々は海外のトップアスリートがケガからの早期復帰のために用いたことで有名になりましたが、現在では一般の中高年の方々にも効果的な選択肢として広く普及しています。
和歌山でも導入施設が増えており、日帰りで処置が完了する点も大きな利点です。まずは再生医療の提供計画が受理された信頼できる施設で詳しく話を聞いてみましょう。
(ニュース和歌山/2026年7月19日更新)



























