《回答者》
◆外 科
楽クリニック
藤田 定則院長
そけいヘルニアの手術当日は、帰宅後安静が必要です。翌日からは無理をしない範囲で、軽く歩きましょう。歩行や心地よい程度の運動は血流を良くし、回復を早めるために有効です。術後3日間は、処方された鎮痛薬を適切に使用し、痛みをコントロールします。万が一、腫れや発熱、痛みが強い場合は、すぐに連絡し、医師の指示を受けましょう。
1週間程度は、傷口を清潔に保つことが大切ですが、消毒は不要です。翌日からは入浴ができ、プールや温泉に入ることも問題ありません。ただし、傷口を押さえたり、強くこすったりしないよう注意してください。
食事は、術後すぐは消化に良いものを選びましょう。便秘は腹圧を高め、再発や傷口への負担となる可能性があります。便秘の方は、下剤や浣腸の使用が望ましいです。
軽作業やデスクワークは翌日から可能ですが、重いものを持ったり、激しい運動をしたりすることは避けるようにします。医師の指示に従い、段階的に日常生活に戻るよう心がけましょう。術後の診察は必ず受診し、気になる症状があれば遠慮せず相談してください。
心身の無理を避け、規則正しい生活を送ることが順調な回復と再発を防ぐ鍵となります。
(ニュース和歌山/2026年8月16日更新)




























