あなたの将来の夢は何ですか? 色んなお仕事の中から、今回はアナウンサーと建築士の2人に、どんなことをしているのか教えてもらいました。

アナウンサー テレビ和歌山 瀬村奈月さん

 まずはアナウンサー。テレビ和歌山に入社して5年目の瀬村奈月さん(27)です。

──なぜアナウンサーに?

 「高校生の時、アナウンサーにインタビューされました。答えやすい質問で、こちらが話したことをまとめて分かりやすくしてくれる姿にあこがれました」


──話す時の工夫は?

 「腹式呼吸といって、お腹から声を出し、遠くまではっきり声を届けます。長い文を読む時はとぎれず最後まで息が続くよう気をつけています。時間通りに話し終えるため、ストップウォッチは欠かせません」

──大変なのは?

 「台風や地震などの緊急ニュースが入った時です。本番中に原稿を受け取ることもあります。冷静に落ち着いて伝えるようにしています」

建築士 建築家Aj工房 田邊武さん

 建築士は、和歌山市中之島にある「建築家Aj工房」の田邊武さん(35)。自分で事務所を始めて4年目です。

──どんな仕事ですか?

 「家や店を建てる時の元になる設計図をかいたり、建てている最中の建物の現場で設計図を見な
がら、職人さんに細かく指示を出したりします」


──なぜ建築士になろうと?

 「ものづくりが好きだったんです。小学生の時は、よく秘密基地やプラモデルをつくっていまし
た。住む家をデザインし、お客さんの希望を形にできる仕事。やりがいがあります」

──建築士になるには、小学校時代、どんな勉強が大切ですか?

 「床の広さや天井の高さ、置くものの大きさを計算するために算数、完成後を想像するために、図工は大切ですね」

写真=いつも全力で取り組みます

(ニュース和歌山/2017年9月13日更新)