通学時の見守りや学習支援をしてくれる地域の人たちに感謝の気持ちを伝える催し「みなみの子感謝の日」が2月15日、海南市次ケ谷の南野上小学校で行われた。

 全校児童18人の同校では、毎日の登校や、学校行事などで住民に支えられ、普段から地域で交流を深めている。この日は19人を招待し、一緒に給食を食べ(写真)、腕相撲や肩たたきをして楽しんだ。最後に、児童が校歌と合唱曲『ブリッジ』を披露し、一人ひとりにメッセージカードを手渡した。

 6年の大森結奈さんは「地域の人とたくさん話せた。歌やカードに『これからもよろしくお願いします』の気持ちを込めました」。参加した南野上公民館の山本正巳館長は「子どもたちとのかかわりが日々の楽しみ。きょうもすくすく成長する姿が見られ、自分ごとのようにうれしいです」とほほ笑んでいた。

(ニュース和歌山/2019年3月2日更新)