なりきりコンテストに25人

 妖怪をメーンにした町おこしイベント「妖怪まつり」の一環として「妖怪宴」が7月27日、JR海南駅前で開かれた。

 25人が出場した妖怪コンテストでは、手作りの衣装で猫娘や一反木綿など、大人から子どもまで様々な妖怪になりきった。1位は、段ボールやフェルトで作ったかわいらしいカッパの衣装を身につけた森本煌三くん(5)。「頭の上のお皿が好きだからカッパになった。次はからかさおばけになってみたい」とうれしそう。審査した漫画家のマエオカテツヤさんは「かわいいのはもちろん、くちばしや甲羅が立体的に作られていました」と評価した。

 妖怪まつりでは、スタンプラリー「妖怪百鬼夜行」を9月30日㊊まで実施。期間中の9月8日㊐午後6時から海南市下津町梅田の善福院で、マエオカさんのトークショー「妖怪百物語」、14日㊏午後5時から海南駅前で、飲食や遊びのブース、音楽イベントを行う「観月妖怪ナイト」を行う。

写真=カッパになりきり優勝した森本くん(左)と審査したマエオカさん

(ニュース和歌山/2019年8月3日更新)