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 高齢者や障害者の居宅介護サービスを行う近畿在宅介護協会(和歌山市吉礼、小川哲志理事長)は4月23日、車いす11台を同市のコミュニティセンターなどに贈った。

 訪問介護やデイサービス、シニア向けのパソコン教室を行う同協会。車いすの寄贈は一昨年7月に続き2回目で、介護タクシーやパソコン教室などに募金箱を置き、寄付を呼びかけた。11台は市内6ヵ所のコミセンと市役所に設置される。

 同協会は「利用者から『行きたくても足が悪く、行きづらい』などの声を聞くことがあり、車いすが多くあれば、気持ちの面でも出かけやすくなると思う。募金を継続し、年に一度は車いすを贈りたい」と話している。

写真=車いすを贈る小川理事長(右)

(ニュース和歌山2015年5月2日号掲載)