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 和歌山市役所本庁14階の食堂が、野菜をふんだんに使ったバイキング形式の自然派レストラン「十四階農園」として4月11日、リニューアルオープンした。市職員だけでなく、観光客や来庁者にアピールし、目の前に天守閣がそびえる絶好のロケーションと食事を味わってもらう。

 以前の食堂は3月末で閉店し、同市で酒類販売店や飲食店を経営する吉田が新たに運営することになった。席数は90で、通路を広くとりソファ席を設け、ゆったり過ごせるよう工夫した。

 午前11時半〜午後2時(オーダーストップは1時半)のランチタイムは50種類から選ぶバイキングのみ。大根ステーキ、かぼちゃのフリットなど野菜中心のヘルシーメニューをはじめ、チキンのゆずみそ焼きや煮魚、ぴり辛こんにゃくと豊富な日替わりの総菜が並ぶ。ご飯は白米、五穀米、かやくから選べ、カレー、サラダ、ケーキ、果物も。ランチ以外の時間は、サンドイッチやパンケーキなど軽食を提供する。

 4月7日のプレオープンに訪れた女性は「おいしいし、食べたいものを少しずつ、種類をたくさん食べられるのがいいですね」と満足の様子。尾花正啓市長は「市民にも四季折々の景色を眺めて食事を楽しみ、市役所を身近に感じてほしい。ゆくゆくは夜間、土日も営業してもらえれば」と期待している。

 月〜金曜の午前10時〜午後3時。ランチはドリンクバー付き中学生以上980円、65歳以上780円、小学生580円。

写真=50種から自由に選べる

(ニュース和歌山2015年5月23日号掲載)