コロナ禍で希薄になった社内や企業間交流に役立ててもらおうと、和歌山eスポーツ連合が10月9日㊊午後1時、和歌山市北出島のプラザホープで「eスポーツ企業対抗戦」を開く。寺下裕崇事務局長は「異業種同士の出会いに重点をおいている。新しい形の交流につなげてほしい」と話す。

          「団結力を高めて」

 対抗戦は2年ぶり2回目だが、1回目はオンライン開催。今回は対面で、名刺交換してから対戦を始めるのが条件と、コミュニケーションが取りやすいよう配慮した。

 ストリートファイター6を使い、先鋒、中堅、大将と一人ずつ戦う。同市のソフトウェア開発会社サンレックス、海南市の紀州漆器協同組合青年部ほか5チームが参加を表明しており、あす8日㊐まで参加を受け付ける。試合の様子はユーチューブで生配信する。

 寺下事務局長は「同じ会社内でも、世代が違うと関わり方が難しいことがある。ゲームでチームワークを高め、社員同士の仲を深めてもらえれば」と期待している。

(ニュース和歌山/2023年10月7日更新)