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 福祉作業所と手作り作家が出店するイベント「てづくり&あーとバザール」が29日(金)、和歌山市川辺のスーパーセンターイズミヤで開かれる。企画した麦の郷総合支援センターの島久美子さんは「それぞれこだわりを持って作った自慢の商品ばかり。障害の有無に関係なく、魅力ある作品があることを知ってほしい」と望んでいる。

 県内の作業所が昨年6月から毎月、イズミヤで手作り商品の販売を行っており、今回、クラフトイベントなどで活躍する女性作家の活力を取り入れようと初めて連携した。

 麦の郷とかめのこ会が製造するジュース、わらび餅、豆腐などに加え、地元作家10人によるケーキ、パステルアート、アクセサリー、木工などが並ぶ。クラフトキットを用意する久松公代さんは「福祉に興味があっても知る機会は限られている。作品を通じ、相互の橋渡しになれば」と期待している。

 午前10時~午後4時。麦の郷(073・427・3316)。

写真=当日に向け打ち合わせ

(ニュース和歌山2016年4月23日号掲載)