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 地図上のポイントで写真を撮りながら回るスポーツ「フォトロゲイニング」をご存知? 景勝地や商店街などを会場に、観光や町おこしを兼ねた競技として注目され、全国で大会が行われている。和歌山市教委と市スポーツ推進委員連盟は14日(日)に和歌浦で体験会を開く。

 フォトロゲイニングは、当日配られる地図をもとにチームで効率よく回る作戦を立て、寺社や観光名所、店舗などのポイントごとに設けられた点数の合計を競う。走っても歩いてもよく、通過の証明に各所でメンバーを入れ写真を撮るのがルールだ。ゲーム感覚で楽しめると人気で、和歌山では昨秋に御坊商工会議所青年部が御坊市、今年1月に県オリエンテーリング協会が田辺市で実施した。

 今回の制限時間は1時間半で、和歌浦周辺の3㌔以内に20ヵ所のポイントを設定。市教委の林義人さんは「ウォーキングやハイキングとは一味違う楽しさで、普段は気付かない風景や思わぬ発見ができるのがいいところ。写真を撮ることで記念にもなります」。

 午前10時に片男波公園出発。和歌山市に住む人か通勤する人対象で、家族チームと混成チームがあり、1組5人までで500円。希望者は市スポーツ振興課へ直接申し込む。先着30組で12日締め切り。同課(073・435・1364)。

(ニュース和歌山2016年2月6日号掲載)