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提案者:山口 和起
(「#lovehidaka」発起人)

 最近、「和歌山が好きで、和歌山のために何かしたい」という強い思いを持っている方と出会う機会が増えました。その中で、たくさんの人が持っている地元愛をつなげれば、さらなる地域活性化ができるのでは、と考えました。

 その手段として私が考えたのが、インターネットの画像共有サービス「インスタグラム」の活用です。インスタグラムは世界で4億人以上が利用し、「♯」をつけてキーワードを入れると、そのテーマで投稿された写真を検索できる機能があります。

 県もインスタグラムの情報発信力に注目し、「#insta_wakayama」のキーワードで、県民への投稿を呼びかけています。

 私は昨年10月、地元・日高地域の写真に「#lovehidaka」(ラブ日高)と付けて投稿を促す活動を始めました。日高の魅力を世界中に発信し、投稿者同士の交流を生み出すことを目的としており、現在200枚以上の写真が上がっています。

 投稿者は年齢や職業も様々です。日高在住、出身者だけでなく、日高によく釣りに来る方や、両親が日高で田舎暮らしを始めた方など、いろんな方が「自分の好きな日高」を投稿しています。

 今後は、投稿者や閲覧者が集まる「日高サミット」を計画しています。交流の場を作り、日高愛を軸にしたつながりを生み出すことができればと思っています。そして、今はまだ日高地域だけですが、この取り組みを他地域にも広げたいです。

 そこで、「ラブ磯ノ浦」や「ラブぶらくり丁」など、市町村や商店街といったもっと細かいエリアでタグを作り、ふるさとの自慢を発信していくのはどうでしょうか。サミットを開けば、ネットに詳しくない人にも魅力が届けられそうです。和歌山全体の地元愛をつなげば、その愛は大きなエネルギーになります。

 皆さんも「自分の好きな地元」を投稿しませんか?

 

この法案にご意見を

 「賛成・反対・どちらでもない」のご意見とその理由、氏名、年齢、職業、住所、電話番号を書いてお寄せください(匿名希望の場合、その旨も明記ください)。次号以降掲載致します。抽選で毎月3人に1000円分のクオカードを贈ります。
 なお、皆さんからの「和歌山よくする法案」も募集中です。
【応募先】
編集部「よくする法案」係
郵送=〒640・8570 ニュース和歌山
FAX=073・431・0498
メール=nwtoko@nwn.co.jp

法案への読者の声

12月26日号掲載 内川を第3の交通手段に

 内川を交通手段やアトラクションとして利用できるよう、産学官民一体となって活動すれば、和歌山の活性につながるでしょう。(醸造工房ファーメントワークス代表・木下伸之)

 

sansei 川をゆっくり移動するというのは想像するだけで楽しい気分になります。川からの笑い声が和歌山の風景をいい方に変えてくれそうな気がします。電車の中はスマホの画面を見ている人ばかりですが、船ならスマホを置いて、風景を楽しみながら移動できそうです。(会社員 匿名・36歳)

 内川を観光に利用するのはおもしろいと思う。大阪の道頓堀川のように川岸に飲食店を出店しても活気が出る。築地通りで下船すれば、飲食店もあり、昭和のノスタルジックな感じが残っていて、ここではうなぎ釣りやスマートボール遊びができるし、射的場や輪投げで遊べる施設を設けてもおもしろい。川沿いの老朽化が進んだ建物を、助成金を出して改修すれば、魅力的な街になると思う。(自営業 匿名・55歳)

 駅から川を渡って帰省できたら楽しいでしょうね。また、移動しながら、釣りもできたら最高ですね! 実家に帰る頻度が増えると思います。(会社代表 上野公嗣・37歳)

 

 hantai 内川を交通手段にするとなると、その到着地に目的が必要になる。駅が目的地の人は時間短縮を考えてバスや電車に乗るだろうし、ぶらくり丁などで買い物するためにわざわざ船に乗るのは、時間的余裕のあるごく一部の人だろう。車が主力の時代に、県民がひんぱんに利用するとも思えない。結果的に観光客向けの乗り物にしかならず、採算が合わなくなるのでは。(主婦 匿名・30歳)

 

12月5日号掲載 公民館で街中がん相談会を

sansei  私は20年ほど前に肝臓がんで父をなくしました。その時は病院のお医者さまや看護師さんなど皆さまに大変お世話になりました。しかし以前と違い、現在は治療法や薬、食事療法など情報がたくさんあります。本人や家族が街中がん相談会でいろいろな悩みや不安を専門家に相談できたら、ストレスが軽減され、安心して治療に専念できると思います。また、がんを克服した人がサポートする側にまわるなど、できることがさらに広がっていくのではないでしょうか。(ヨガ講師 匿名・47歳)

(ニュース和歌山2016年1月9日号掲載)